India Place Finder

インタビュー記事



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東京大学拠点事務局
東京大学大学院総合文化研究科
グローバル地域研究機構 
南アジア研究センター
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
Tel. 03-5454-6239
E-mail: officetindas@gmail.com
















〇日本南アジア学会30周年記念シンポジウムを開催いたします。

日時:2018年5月19日(土)13:30-18:00 (懇親会18:10-20:00)
場所:東京大学駒場キャンパス18号館ホール(懇親会は18号館オープンスペース) 
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1

1.シンポジウム題目
  「インド政治の過去と現在―-支配の正統性をめぐって」

2.シンポジウム趣旨
 本シンポジウムでは、インド政治の過去と現在をめぐって、 権力者が支配の正統性(レジティマシー) をどのように確保しようとしてきたかについて学際的に検討する。 インド政治のありかたを検討するにあたって支配の正統性に着目す ることは、インドにおける権力者と被支配者、国家と社会、 都市と村落の関係のありかたを考察し、 インド的な政治システムの特徴を明らかにするにあたって有用であ ろう。
 安定した支配関係が成立するためには、 単に物理的な力によって被支配者を服従させるのではなく、 政治的支配が正統なものであると被支配者側に認められることが必 要である。 そのため権力者は常に自らの支配の正統性を確保しようと努めてき た。ただしこの正統性は、 本質的に被支配者の受容を条件として成り立つものであり、 権力者が正統性を確保するためには、 被支配者側がいかなる権力を正統なものであると認識しているかを 考慮する必要がある。支配の正統性の源泉は、文化・社会・ 宗教的な権威であったり、 近代では合法性のみならず社会保障や社会経済発展であったりする 。ところが、多様性を特徴とするインド社会においては、 被支配者たちも多様であり、何が権威を生むのか、 誰のいかなる福祉保障や社会経済発展が求められるのかについての 見解はさまざまである。
 こうしたなかでインドの権力者は多様なる被支配者を相手にいかな るかたちで正統性を確保しようとしてきたのか。 そこでは被支配者側の既存の価値や要求を支配者側がとりいれる下 からの過程と同時に、 権力者側が被支配者側の支持と受容を新たに構築するような上から の過程もあったものと想定される。 つまり正統性の観点からみれば、インド政治は、 社会の多様な価値と要求を反映しつつ、 それらを創意的に統合して全体に受容されるような権力・ 権威のかたちをつくりだそうとするダイナミックな営みであった( ある)ということができるかもしれない。こうした観点から、 権力者と被支配者、国家と社会、 都市と村落の関係のありかたを分析することをつうじて、 インド政治が正統性をつくりだそうとしてきた長期的な歴史とその 現代的な現れを理解し、 その構造的な特徴を明らかにすることができれば、 地域研究の視点からインド政治を論じるうえでのひとつの重要な成 果となるだろう。
 本シンポジウムでは、インダス文明、古代ヒンドゥー王権、 中近世イスラーム帝国、植民地期の民族運動、 そして現代インド政治について、考古学、インド学、歴史学、 人類学、経済学、 政治学という複数のディシプリンの立場から検討する。 これをつうじて、インド的な政治システムの特徴を長期的・ 学際的な視点から明らかにすることができれば幸いである。 

3.報告者
1)考古学: 小茄子川歩(京都大学)
2)インド学: 藤井正人(京都大学)
3)歴史学: 三田昌彦(名古屋大学)
4)人類学: 間永次郎(東京大学)
5)政治学: 近藤則夫(アジア経済研究所)
6)経済学: 内川秀二(専修大学)

  討論者:太田 信宏、田辺明生、加藤篤史
  司会:小西公大

4.シンポジウムプログラム
13:00 開場
13:30-13:40 挨拶と趣旨説明 水島司、田辺明生
13:40-14:05 小茄子川歩 「インダス文明:「国家」なき文明社会の統合原理」
14:05-14:30 藤井正人 「ヴェーダ王権儀礼における王の正統性の確保」
14:30-14:55 三田昌彦 「ラージプートの歴史叙述とムスリム支配: 多元的文化世界における正統性の模索」

14:55-15:05 休憩

15:05-15:30 間永次郎 「独立運動期における民族統合: ガーンディーにとっての正統的統治とは何か」
15:30-15:55 近藤則夫 「現代インド政治と支配の正統性」
15:55-16:20 内川秀二 「経済成長と社会政策:政権の正統化と貧困対策」

16:20-16:40 休憩(フロアからの質問を集めます)

16:40-16:50 太田信宏コメント
16:50-17:00 田辺明生コメント
17:00-17:10 加藤篤史コメント
17:10-18:00 討論・質疑応答

18:10-20:00 懇親会


本シンポジウムのチラシへのリンク


懇親会(会費制)にご出席くださる方は、 4月末までに田辺明生(tanabe[at]anthro.c.u-
tokyo.ac.jp)と東京大学・南アジア研究センター(officetindas[at]gmail.com)あてにお知らせください。


○2017年4月1日 拠点移転のお知らせ
南アジア地域研究 東京大学拠点(TINDAS)は
東京大学大学院総合文化研究科 
グローバル地域研究機構 南アジア研究センター
に移転しました

本研究プロジェクトの2009~2014年度の成果をまとめた「現代インド」シリーズの第一巻、現代インド1「多様性社会の挑戦」がUTokyo Biblio Plazaで紹介されました。

http://www.u-tokyo.ac.jp/biblioplaza/ja/B_00148.html



2017年度TINDAS第5回国際セミナーを開催いたしました
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2017年度TINDAS第5回国際セミナー
日時:2018年3月27日(火)17:00-19:00
場所:東京大学東洋文化研究所第一会議室(3F)
アクセスマップ: http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/eng/access/index.html


題目(Title): Looking Beyond Flags: the 1940s in India

要旨 (Abstract): The standard interpretation of the 1940s in India focuses on the contest between the forces of imperialism and nationalism, leading to Indian independence in August 1947, when the British flag was lowered, and India’s tricolour was unfurled. By looking in detail at the workings of the state, it is however possible to reveal a picture which the standard interpretation has overshadowed so far. After sketching the institutions of the late colonial state, the transformations it underwent are analyzed. We look at the numbers of people it employed; the economic controls it enforced; the tasks (like rationing of foodgrains), which it began to undertake; and the operations of its police force. A new interpretation emerges which, by highlighting the enduring effects of the Second World War on the relationship between society and the state, enables us to understand some crucial aspects of Indian history in the forty years after independence.
In the new perspective, these decades can be seen as a time when, as a result of the Second World War, Indian society came to be held more tightly within the embrace of the state.

発表者(SPEAKER BIO):
Indivar Kamtekar teaches modern Indian history at the Jawaharlal Nehru University, New Delhi. He is currently a visiting professor at the South Asia Institute of Heidelberg University. He holds a B.Sc. in physics from Delhi University, an M.A. from JNU, and a Ph.D. from Cambridge. He has been a faculty member of the Indian Institute of Management Calcutta; Visiting Senior Fellow at the National University of Singapore; Visiting Professor at the University of Goettingen; and the Indian Council for Cultural Relations Professor of Indian Studies at Victoria University, New Zealand. With the photographer Aditya Arya, he has co-authored a book titled History in the Making: The Visual Archives of Kulwant Roy.

【言語】英語
※どなたでもご参加いただけます。



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